未登録機体の飛行により男性が逮捕


 4月11日午後、北海道電力の泊原子力発電所から50mほどの海岸で、機体登録をしていないドローンを飛ばしたとして、40歳の男が逮捕されました。

 昨年、6月20日から航空法により義務化となった機体登録。機体重量が100gを超える機体は、国土交通省への操縦者情報及び機体情報の登録が必須となっています。

 この機体登録をめぐっては、未登録機体の飛行で逮捕される事例が数件確認されていますが、本件は合わせて小型無人機等飛行禁止法違反の恐れがあるとして警察は捜査を進めています。

【小型無人機等飛行禁止法】
治安維持を目的とした法律で、国の重要施設等の周辺概ね300m以内は原則として飛行禁止とされています。

 この重要施設については、内閣官邸や国会はもちろん、自衛隊施設や外国公館、原子力発電所などが含まれています。通報の状況から男性が原子力発電所の300m以内を無許可で飛行していた疑いがあるため、同法の禁止行為に抵触する可能性があるとされています。

 

出典:TBS NEWS DIG https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/429068?display=1